建築家のアイデアで住みやすい狭小住宅が実現
狭小住宅を活かす方法とは
狭小住宅と言えば住みにくく狭い小さな住まい、
というイメージがありますが、
どれほど変形した敷地で狭小に感じる空間でも
アイデア次第では魅力的な建築物に変化させることは可能です。
例えば1階にあるキッチンスペースをコンパクトにするだけでも
リビングの空間が広々と使えるようになり、
また階段と3階スペースまでを全て吹き抜けにすることで
開放感あふれる室内空間が生まれます。
限られたスペースでもアイデアを駆使すれば、
広々とした空間とコンパクトにまとめた空間とでメリハリがつき、
住みやすい住まいを作ることができるのです。
狭小住宅をゆとりのある生活空間に導くデザイン
キッチン以外にも活用される部分は、バス・トイレスペースです。
ユニットバスにすればトイレに必要な空間を1つ削ることができ、
また白を基調としたデザインで統一すれば
広いバスルームの空間を演出することも可能となります。
そして忘れてはいけないのが屋上のスペースです。
狭小住宅だと屋上スペースも限られていると思われがちですが、
アイデア次第ではここにも家庭菜園を作ったり、
読書やピクニックといった様々な休日の楽しみ方を
味わうこともできるようになります。
狭小住宅を広く見せるための太陽光
狭小住宅の場合、どうしても室内の面積に目がいきがちですから、
そこを上手く工夫する必要があります。
そこで取り入れられるアイデアというのが天井からの自然光です。
これによって広くて開放的な生活空間を維持することができ、
狭小住宅であっても快適な日常生活が実現します。
また、収納に必要なクローゼットを階段下に配したり、
それを新たに椅子代わりに再利用することも
アイデアとして取り入れられています。
このように、狭小住宅は様々な工夫によって
魅力的で住みやすい室内空間を実現することができるのです。