226．彩と育む中庭～iroiro～
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226．彩と育む中庭～iroiro～ |
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株式会社 千晃 |
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基本フォルム 高橋 俊介 |
【お客様からの主なご要望】
・イメージではコの字の中庭つき
・施主様は仏教建築の彩色家です、工房併用住宅となります
・純和風ではないが和をイメージした感じ
・当面は家族４人、将来的にはお母様と同居の予定
・駐車台数 車３台 自転車２台 バイク２台
【建築家コメント】
先地の中央にテラスを設けて中庭とする。建物はその周りを囲んでL字型の配置とした。
各室の配置は１階に作業場、LDK、和室をとり、２階に主寝室、子供室、浴室という風に
徐々に公→私の領域へと変化する。
屋根は勾配のある異なる大屋根と小屋根に分かれ、その間にスリット窓を設け採光を確保した。
１階には適宣庇を設け、雨天時の出入り作業の補助とした。
作業周りとアプローチ空間の外壁は木のルーパーとし、木の風合いによる豊かな路地空間を作り出している。
中央テラスの南側には、雨水が利用できる水場を設け、菜園の水やりや野鳥の水浴び、夏場の涼感を得るなど
空間に彩りを添える仕掛けとしている。
【コーディネーターからのコメント】
土地探しからお手伝いさせていただきました。京都市内とご実家を結ぶ国道の近辺と言うリクエスト。
しかも、こちらは職場と一体の住まいとなり、仕事柄車を４台程止められるようにと言う事でした。
市内で車を４台止められる敷地は・・・、と思っていたのです、正直。
しかし、探し始めてすぐ出てきた土地は、風致地区と言って建築に大変制限の厳しいところ。
土地に対して、建てられる面積が非常に少ないうえに、建物の形状、植栽まで厳しい規定があります。
つまり、あまり普通の人が買ってまで、と手につけにくい地域だったのです。
しかし、その分土地の価格は周辺より抑えられることが多いです。
敷地の広さに対して、建てられる面積が少ない！と言う事は駐車場面積を多く取れる。
尚且つ土地の価格が安い！ピッタリはまりましたね。
これほど条件が上手く整い、いい土地を買っていただければ、コーディネーター冥利に尽きるわけです。
しかもこちらのお施主さんは、和を重んじる制作をされています。
よって、この風致地区の和風の建物にしなければいけないという条件にもあてはまります。
と言う訳で、様々な条件が上手くあてはまり喜んでいただけたかな、と感じています。
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空間工房 用舎行蔵
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SHOU ARCHITECT OFFICE
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セキ アンド アソシエイツ
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堀内総合計画事務所
